アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)の1962年の曲。ボサノバナンバーとしてはもっとも著名な曲。ポルトガル語の原曲名は『Garota de Ipanema』(ガロータ・ヂ・イパネマ)1964年のグラミー賞で、最優秀アルバム賞、最優秀エンジニア賞の2部門を受賞。シングルカットされた『イパネマの娘』は最優秀レコード賞を受賞
この曲がシェルブールの雨傘(Les Parapluies de Cherbourg)の挿入歌だということは意外と知られていないかもしれません。★シェルブールの雨傘は、ジャックドゥミが脚本・監督を務めた1964年のミュージカル映画。「I’ll wait for you」と並んでヒット。メインテーマの「I’ll wait for you」は最優秀歌曲賞にノミネート。音楽はミシェルルグラン。主演はカトリーヌ・ドヌーヴとニーノ・カステルヌオーヴォ。1964年のカンヌ映画祭でパルムドールを受賞。米国では、最優秀外国語映画、最優秀オリジナル脚本、最優秀オリジナルスコアを含む5つのアカデミー賞にノミネートされた。
Day by day,この曲はその日の気分でBossaで歌ったりSwingで歌ったりしてます。私の録音(耳で覚えるジャズヴォーカル)ではBossa Novaで歌っていますが、カーメンマクレエみたいに、ちょい早く歌うのもすごく好き。でも、歌詞をしっかりかみしめて、切なさを歌いあげるのなら、ジミースコットみたいに、スローがいいのかなー?本当はそういう曲なのかなー。と気がつきました。(気がつくのに何十年かかってんだ!)
昔の話です。この曲を私がお店で歌ってた時にバンドの人から、こう言われました。「鈴木さんの(歌詞の)♪I want you to know-♪って歌いあげるところ、すごくいいよ。なんか、こう胸がキュンってするんだよね。」と、言われました。
そんな昔話はさておき、この曲は歌詞をじっくり味わうとほんとに、胸がキュンキュンする曲ですね。Teach me tonight(今夜教えて)という曲も手掛けたサミーカーン(作詞)の代表曲。作曲はトロンボーン奏者でアレンジャーのアクセルストーダルとピアニストのポールウェストン、3人の共作です。良い曲を歌うと幸せな気分になります♪良い歌、良い曲の輪を広げたいな。
この曲「It might as well be spring 春の如く」は、名コンビ、オスカーハマースタインIIと、リチャード・ロジャースによって作られた。 1945年の映画「ステートフェア」挿入歌。アカデミー歌曲賞を受賞。『ステートフェア』は、1933年の映画『あめりか祭』をテクニカラー撮影のミュージカル映画として再映画化したもの。ウォルター・ラングが監督、ジーン・クレインとダナ・アンドリュースが主演している。1962年にも更に再映画化された。素敵なポスター発見!「アメリカ最新の豪華天然色映画」なんか面白そうだから、DVD注文しちゃった。
「明るい表通りで」は、ジミー・マクヒューが作曲した1930年の曲で、ドロシー・フィールズが歌詞を書いています。ブロードウェイのミュージカル(Lew Leslie’s International Revue)の中のヒット曲。Harry Richman(ハリー・リッチマン)という人が主役。名前も「リッチマン」(笑)。ファッツ・ウォーラーが作曲家だったと言う説もあるようです。(お金がなくて権利を売ったとか!息子が自伝で書いているそうです。(アハハ)ファッツウォーラ―らしいね。(知らんけど)
さて、この歌には「明るい表通りで」という邦題がついているので、そんなイメージで、歌ってきました。が、実はもっと奥が深い!あらためて歌詞をよーく見ると、通りの「日陰」と「日向」を対比してるじゃん。同じ道の中に、日陰と日向がありますよね。(*ドラマでもそのことがKeyとなっているようなストーリーでした。) さて、訳ですが、今までは、邦題「明るい表通りで」のイメージでしたが、朝ドラ見てからは、やっぱりこっちだな。邦題は、キレイな響きだけど、直訳の方が意味がストレートに分かりやすい。というわけで、On On the Suuny side of the streetを「通りの日向側」にしました。(そのまんまじゃん)ちなみに、鈴木もアルバム「Desafinado 」の中でこの曲を歌っています♪Happyになれる曲!めっちゃスウィング出来る曲。お気に入りジャズナンバーです。♪(Verse)ヴァース歌詞、私は歌っていないのですが、手短に言うと、あなたに会うまでどんだけ、暗かったのか!を言ってます。そして、あなたに会ってトラブルはどっかに吹き飛んだよ。と、歌い、最後の詞、「When I heard you say」の後に(That) が省略されてて、というのはね、、、、と、新しい幕が開けてくように、テーマの歌詞につながっていくのじゃないかな?
ジョーサンプルの「Melodys of love/メロディーズオブラブ」が有名かもしれません。本当に良い曲だな。やっぱり曲が素晴らしい。後から歌詞つけて歌ものを作ったと思われますが、歌ものはジョーサンプルと共演しているレイラハサウェイ(ダニーの娘さん、声がそっくり!)が私のお気に入り。日本では大先輩のシンガー伊藤君子さんが沁みます!私も20代の頃に聴いたこの曲をいつか歌ってみたいと温めて続けていました。2015年リリースのアルバム”瞳をとじて”でこの曲を録音しました。歌詞の意味からして、物悲しい雰囲気を出しつつ最後は力強さも出したかった。歌ってみて本当に難しい曲でした。歌詞!言葉が少ない。曲先行で、後から歌詞がついたような曲は難解!省略が多い。つながりが微妙。想像力たくましく、何回も何回も聴く。歌う。聴く。歌う。一体、何回歌ったことでしょう。この繰り返しでだんだんと高野豆腐のように味が染みてきます。タイトルからして、Blueは色じゃないことは分かっていても日本語にすると「憂うつ」のよう意味だと思いますが、人の和訳に「世界が青色に染まるとき」となってるのを見て??うーん。そこは想像力をたくましく。(笑)
ちなみにドロシー・ムーアのヒット曲で「Misty Blue」 という曲でも同じような歌詞があります。”My whole world turns misty blue”この曲も、世界というのは、後の歌詞の意味を考えたらMY worldかなぁ?と、思いました。解釈難しいです!
英語圏では単に「ブラジル」として知られている「Aquarela do Brasil」(ポルトガル語:ブラジルの水彩画)は、ブラジルで最も有名な曲の1つです。英語詞はアメリカ人の作詞家Bob Russelが書いた。映画『未来世紀ブラジル』(1985英国)や、リオオリンピック開会式でも使われた。私も子供の頃にこの曲を電子オルガンで弾いた想い出があり、何だかサンバのリズムにワクワク。踊りだしたくなる曲で大好きだったのです。何年か前に歌のレッスンで生徒さんがこの曲を持ってきたので、「いいね。やろうやろう。」と。
1943年にブロードウェイミュージカルの「One Touch Of Venus」のために作られた曲。 1948年に映画化される。生身の人間となったヴィーナス像が人間に一目ぼれ!恋をする。という内容。(これでこの曲の意味が分かりやすくなります) 作曲家クルトワイルはドイツ人(ユダヤ系)。1920年代から活躍し、アメリカに亡命。晩年アメリカで活躍。代表作はマック ザ ナイフ(山文オペラ)などあり。
*Speak lowという言葉は、シェークスピアの『恋のから騒ぎ (Much Ado About Nothing)』にある”Speak Low if you speak love.” というところから来ている!という説あり。
この曲は私がジャズを歌いはじめた最初の頃、まだ記憶力が抜群に良かった10代の頃に覚えたので、長い間歌っています。若い頃に覚えた歌詞っていうのはなかなか忘れないものですね。鈴木の「イッツオーライトウィズミー」の中でも歌っております。この曲に限らず歌詞解釈は難しいですね。Speak low. when you speak,loveで、Love の前にカンマがあるから、愛を囁く時っていう訳はちがう!という説もありました。でも私は、カンマなしの解釈でいきたいと思います!!だってー、そういう風に何十年も歌ってきたんだもーん。
2015年リリースの私のアルバム「I’ll close my eyes」。アルバムのジャケットが愛犬ココロとの2ショットでした。ココロとの撮影の想い出が多くて、ココちゃんが2019年に旅立ってからもしばらくはこのアルバムを聴けなかったし、このアルバムの曲を歌えなかったのだけど、最近この中の曲をレッスンしている生徒さんがいて久しぶりに聴いてみました。なんか、全部いい曲だね。誰が選曲したのかな?、、、私じゃん。(笑)というわけで、全部の曲を改めてかみしめながら自己練習。歌ってます。
作詞者はジョン・ニュートン (John Newton)。作曲者は不詳。1772年 曲はアイルランド民謡説、19世紀に南部アメリカで作られた説あるが、本当のところは??どうなんでしょうか?このページ下の方に詳しく書きました。興味あったら見てください。 エルヴィス・プレスリー – 1972年のアルバム『至上の愛』やアレサ・フランクリン – 1972年、の有名なライブアルバム『Amazing Grace』をはじめたくさんのシンガーがカヴァー。鈴木も恐れ多くも、クリスマスアルバム「ウィンターワンダーランドWinter Wonderland」にボーナストラックとして14曲目に収録。3番まで歌った。さて、初めてこの曲を聴いたのは東京に出てきて最初の一人暮らしの地。荻窪の貸しレコード屋で借りたダイアンシューアのデビューアルバムだった。アカペラで1コーラスだけ歌っていた。盲目の彼女が「I Was blind but now I see」と、歌っていたのが何とも心に響いた。
ずっと気になってた曲、Everyday will be like a holidayをやっと歌うことが出来、鈴木のクリスマスアルバム(ウィンターワンダーランド/Winter Wonderland)に収録しました。実は歌詞にクリスマスってどこにも入っていないので、クリスマスソングと思って歌っていなかったのだけど、意味をよーく考えると確かにクリスマスシーズンの曲ですね。歌詞は短め、少ないので覚えやすいだろうと思ったけど、逆にこういう曲は想像力がいる。日本人のチャラチャラしたクリスマスの意味合いと違い、欧米のクリスマスは大切な人との絆を感じます。彼は出稼ぎにでも行ってクリスマスシーズンに戻ってくるよ。という設定なのかなー?なかなか会いたい人に会えないコロナ禍だけに胸にしみる曲。
Every day will be like a holiday When my baby When my baby comes home
Now He’s been gone Such a long time Ever since He’s been gone He’s been on my mind I got a letter today Just about noon He said, Don’t worry baby I’ll be home soon
Every day will be like a holiday When my baby When my baby comes home Every day will be like a holiday When my baby When my baby comes home
I never have to worry I am Sitting by the phone When He gets here I’ll never be alone He said,He’ll get here sometime today I know when He gets here He will never go away
Every day will be like a holiday When my baby When my baby comes home Every day will be like a holiday When my baby When my baby comes home