英語では「One Note Samba」として知られていますが、原語タイトルは「Samba de Uma Nota Só」で、Antonio Carlos Jobimが作曲、Newton Mendonca作詞の曲。英語詞はジョン・ヘンドリックスによって書かれ1960年に彼のアルバムO Amor o Sorriso e a Florで最初に録音されたそうです。私はセルジオメンデスブラジル’66がジャケットも演奏もカッコ良くて好きです。 私はこの曲ワンノートサンバはジャズを歌い始めた19才からのレパートリーでした。 当時、浅草ジャズコンテストのヴォーカル部門で「まぐれ!」でグランプリを受賞してしまいました。それで仕事が入るようになったのに、歌う曲がない!という、人と違う路線でジャズ人生を歩んできました。そんなわけでグランプリ受賞後はイベントでのステージ依頼が多くなり(4、5曲をバンドで歌うような)盛り上がるような曲を選曲しようと思い、探して選んだのがこのワンノートサンバでした。
Quien sera la que me quiera a mi/ケセララケメケラミ Quien sera , quien sera/キエンセラ、キエンセラ Quien sera la que me de su amor/ケセララケメデスアモール Quien sera quien sera/キエンセラ、キエンセラ Yo no se si la podre encontrar/ジョノセシラポドレンコントラール Yo no se, yo no se/ジョノセ、ジョノセ Yo no se si volbere a querer/ジョノセシヴォルベレアケレール Yo no se ,yo nose/ジョノセ、ジョノセ
He querido volber a vivir/エケリドヴォルベラビビール La pasion y el calor de otro amor/ラパションイエルカロールデオトラモール De otro amor que me hiziera feliz/デオトアモールケメイシェラフェリース Que mi hiziera feliz como ayer lo fui/ケメシェラフェリース コモアエロフゥイ
Quien sera la que me quiera a mi/ケセララケメケラミ Quien sera , quien sera/キエンセラ、キエンセラ Quien sera la que me de su amor/ケセララケメデスアモール Quien sera quien sera/キエンセラ、キエンセラ
Siempre que te pregunto/シエンプレケテプレグント que cuando, como y donde/クワンドコモイドンデ tu siempre me respondes/トゥシエンプレメレスポンデス quizas, quizas, quizas/キサスキサスキサス Y así pasan los dias/ヤシマサロスデァス y yo yo desesperando/イジョジョデセスペランド y tu, tu, tu contestando/イトゥトゥコンテスタンド quizas, quizas, quizas/キサスキサスキサス Estas perdiendo el tiempo/エスタスペルディエンドエルティエンポ pensando, pensando/ペンサンドペンサンド por lo que mas tu quieras/ポルロケマストゥキエラス hasta cuando, hasta cuando/アスタクワンドアスタクワンド Y así pasan los dias/ヤシマサロスデァス y yo yo desesperando/イジョジョデセスペランド y tu, tu, tu contestando/イトゥトゥコンテスタンド quizas, quizas, quizas/キサスキサスキサス
実は、私、Dream a Little Dream of Meが、そんなに古い曲だと知らなかった。 ママス&ザ・パパスがオリジナルだとばかり思っていました。それでも1968年というから決して新しい曲ではないですが、、、。エラフィッツジェラルドのヴァージョンを聴いて、これは、スタンダードだったのね。と、気がつきました。 フランキー レインとジャック オーエンス、エラやルイ、ナットキングコール、ダイナショアなど、ポップス歌手、ジャズ歌手に、幅広くカヴァーされています。どんなジャンルのアルバムに入れてもさりげなく存在感を発揮する曲。
さて、この曲についてです。アメリカでは、1962年にジョン・ヘンドリックス(Jon Hendricks)とジェシー・キャバノー(Jessie Cavanaugh)が、Desafinadoに「Slightly Out of Tune」という英題と英語詞をつけました。(私はそちらのヴァージョンで歌っています)演奏ではスタン・ゲッツとギタリストのチャーリー・バードの録音が1962年にヒット。 その後も「ゲッツ/ジルベルト」をはじめ、たくさんの演奏者や歌の録音でスタンダード化されました。 1962年に作られた良い英語詞があるのに、なぜか1967年にジーンリーズによって別ヴァージョンの英語詞が作られ、フランクシナトラが歌ってます。権利の関係でしょうか?シナトラでお金儲けしようとした人達がいるんでしょうね。 私が持っていた資料の歌詞付き譜面は、シナトラヴァージョンでした。その歌詞で、私もこの曲の練習をしていましたが歌いにくかったんです。そんなわけで、レパートリーにするのはどんどん後回しに。好きな曲なのに、ずっと放置。ある時、2パターンの歌詞があることに気がついて、ジョンヘンドリックスの歌詞で歌ってみると、バッチリはまり、練習開始。シナトラ、すまぬ。こちらの方が音と言葉がピッタリだよ。歌詞の意味もうまくまとめられていて、ジョンヘンドリックスは良い仕事していたのだ!