3月に突入!早いなぁ。そして春みたいなポカポカ陽気(汗ばむぐらい)気持ちよくお散歩してきました。こんな日にはこの曲を口ずさみます。スタンダード曲にしてはラブソングでない地球規模のスタンダードソング!On a Clear day(You Can See Forever)晴れた日に永遠が見える!です。
1965年に Burton Lane と Alan Jay Lernerにより作られた楽曲。
「On a Clear Day (You Can See Forever)」は、1965年に初公演された同名舞台を原作としたミュージカル映画(1970年)監督はヴィンセントミネリ、出演はバーブラストライサンド、イヴ・モンタン。バーブラがバラードでたっぷりと歌ったものがとても有名ですが、映画の中ではエモーショナルで感情起伏の激しい役のバーブラにイブモンタンが優しく歌いかけるシーンがあり、歌詞の意味と一致しました。
映画はあまり評価されていないようですが、そういう役ゆえに出来た歌詞なのだなぁ。と妙に納得しました。イブモンタンのことはあまり詳しくありませんが、シャンソンを歌うイメージでフランス人かと思っていましたが、調べたところイタリア出身。フランスに移住しエディットピアフに見いだされた歌手でした。ラッキーボーイだったわけね。(この映画ではオジサンでしたが、、、)本当に良い曲。良い曲を歌うと良い気分になれるからたくさん歌いたくなります。鈴木のOn a clear dayはアルバムBlue Velvetに収録しています。
デュークエリントンとドンジョージによる1944年に作られた曲。デュークエリントンの曲は特に好きで私のレパートリーにも多い。ちなみにI’m beginning to see the light(明かりがみえた)もこのコンビによる有名な曲。
さて、この曲、I ain’t got Nothing but the Bluesはブルースフィーリングたっぷりのジャズスタンダードナンバーで、ブルースシンガーも歌うことから、これはブルース?と思われるかもしれませんね。問題の歌詞ですが、スラング多めのやや難解の詞。私も好きな曲だったので意味が微妙ながら歌っていましたが、正直よく分からないなぁ。という部分もあり、人の訳を見るとますます混乱します。歌う時は直訳の方が絶対いいけど、スラングは知らないと分からないので辞書を引いて、文脈から想像してみます。これもまた楽しい。自分が歌うんだから自分の解釈でいいと思います。鈴木輪のアルバムBlue Velvetでも歌っています。ギターの佐津間君とサックス後藤さんの演奏で入魂して歌ってみました。
この曲、モアザンユーノーは、ヴィンセントユーマンズ作曲、ビリーローズとエドワードエリスキュ作詞の曲で最初はブロードウェイミュージカル「グレートデイ」。ヘレン・モーガン、リビー・ホルマンのものが人気となった。 ミュージカル映画(1955年)バーブラ・ストライサンドが歌った「ファニーレディ」(1975年)もよく知られている。映画「恋のゆくえファビュラスベイカーボーイズ」(1989年)も人気!先日のMy Funny Valentineの記事で、映画「恋のゆくえ・ファビュラスベイカーボーイズ」を思い出し、頭の中が、ジェフブリッジスとミシェルファイファーでいっぱいになったので今日はMore then you knowをとりあげてみました。スージー(ミシェルファイファー)がヴォーカルのオーディションに遅れてきて、歌うこのシーン。超かっこいい。ガムを噛みながら登場し、歌う時はぺッ!と出して、歌い終わったらまたさっきのガムを噛む。自然な演技と歌。ピアノのジャック(ジェフブリッジス)も指のシンクロも完璧です。Youtubeを見つけてしまったので埋め込んでおきます。
鈴木のアルバム「I’ll close my eyes」ではヴァースから歌ってしっとりと。最後はスキャットでやけくそ歌い!
だって失恋ソングなんだもん。
「But not for me」は、1930年の「Girl Crazy」というブロードウェイミュージカルのために作られた曲。その後、1943年には、ジュディガーランド主演でミュージカル映画にリメイク、大ヒット!「Embraceable You」「I Got Rhythm」他あり。演奏も良かったでしょうね!(トミードーシー楽団。)ちなみに、ガーシュウィン兄弟が生み出したミュージカル「GIRL CRAZY」は90年代に「CRAZY FOR YOU」としてよみがえりました。Youtube見つけました。ケネディーセンターで行われたものです。曲はBut not for meではありませんが、雰囲気をキャッチできます。
I Got Rhythm from Crazy for You, Kennedy Center Honors 1992
But not for me
Music : George Gershwin / Lyrics: Ira Gershwin (1930)
ミスは、ミスユニバースの方じゃなくて、I miss youの方だったのよ。邦題ってレコード会社が長いタイトルの時につけますよね。でも曲の意味まで変えないで欲しいです。担当の人、英語が得意じゃなかったのかな?
さて、私も2015年リリースのアルバム「I’ll close my eyes」の中でこの曲を歌いました。アメリカ南部の映画のシーンやら、テレビで見たニューオリンズの街の風景を思い出しながら。行ったことないけど、イメージ膨らませて歌いました。知らない単語が出てきてニューオリンズの固有名詞なんだろう。と思って調べなかったのが失敗。CDの歌詞カードの歌詞が間違っていた。ガーン。そんなわけで私のヴァージョン、少々歌詞を間違えている。(資料がなくてCDの歌詞カードの翻訳者が耳コピで歌詞を聴きとったのね)私も録音の前にもっと慎重に、他の歌詞を調べれば良かったと後悔。そんな苦い想い出付きのこの曲。録音したのでしょうがない。でももう一度、歌い直したい。そして、いつの日かニューオリンズに行って日本に帰って来て恋しい気持ちをかみしめながら歌うのよー。
フランクシナトラが1964年に録音した「フライミートゥザムーン」は、NASAのアポロ宇宙計画と密接に関連!キャっ!2000 年の NASA 関連のフィクション映画『スペース カウボーイズ』でも使用されています。
NASAとタイアップするフランクシナトラはやっぱりすごいバックがついていたんでしょうね。(ニヤリ)私は誰もバックについていませんので、地味に歌うしかなく、BGM的にラウンジやバーで歌う時はボサでしっとりと。ライブで歌う時はSwingが歌っていましたが、たぶん誰も覚えていないでしょう。(笑)いいんです。歌が好きだから。弾き語りもやったり色んなお店に行って歌っていた頃がちょっと懐かしいな。1998リリースしたNY録音の私の1stアルバム(It’s all right with me)ではドラムのデュエインブロードナックスさんとデュエットしちゃっています。キャっ!あった。これだ!
歌う方、この曲はレパートリーから外せませんね!リクエストもめちゃ多いです。私のキーはGですが、7つのKeyのカラオケアルバムより、自分のキーを探してください。デモヴォーカルと「Fly me to the moon」の7つのキーのカラオケの全8トラック収録したアルバムです。Itunes/Apple musicで試聴・購入できます。ストリーミングもはじまりました。(7つのKeyのCD版はありません)
Kaye Ballard
Doris Day
Tony Bennett
Frank Sinatra
Diana KrallFly me to the moon karaoke7key Rin suzuki