9月半ば近くなると、今年のお月見ははいつかしら?と、気になります。そして、この曲を歌いたくなるのです。はい。それは、フライミートゥーザムーン♪原題「In Other Words」です。
直訳すると、「私を月まで飛ばしておくれ!」って?すごいタイトルだな。1954年にバート・ハワードによって書かれた曲。もともとは、「In Other Words(言い換えれば)というタイトル。1963年にペギーリーが作者を説得し、名前変更したというエピソードあり。
さて、ケイバラードはこの曲を最初に録音した人。1954年4月にリリース。舞台「ザ・ゴールデン・アップル」などのスターだったケイのあとは、ジャズ歌手やポップス歌手(クリスコナー、ジョニーマティス、ポーシャネルソン、ナンシーウィルソン、フランクシナトラなど)により数々の作品が生まれた。
フランクシナトラが1964年にこの曲をカバーするまでに、なんと100以上のバージョンが録音されていたのだそうです。バラード、ボサノバ、スウィング。色々なスタイルでお料理出来る曲。私のイメージでは昔はボサノバが多かったような気がする。それもそのはず、ジョーハーネルのボサノバヴァージョンの録音が、グラミー賞でオーケストラによる最優秀演奏賞(ダンス部門)を受賞したのだそうです。なるほどそれで、それに続けとばかりにボサノバの作品が増えたのですね。当時はボサノバブームが来てたのかなと思われます。
フランクシナトラが1964年に録音した「フライミートゥザムーン」は、NASAのアポロ宇宙計画と密接に関連!キャっ!2000 年の NASA 関連のフィクション映画『スペース カウボーイズ』でも使用されています。
NASAとタイアップするフランクシナトラはやっぱりすごいバックがついていたんでしょうね。(ニヤリ)私は誰もバックについていませんので、地味に歌うしかなく、BGM的にラウンジやバーで歌う時はボサでしっとりと。ライブで歌う時はSwingが歌っていましたが、たぶん誰も覚えていないでしょう。(笑)いいんです。歌が好きだから。弾き語りもやったり色んなお店に行って歌っていた頃がちょっと懐かしいな。1998リリースしたNY録音の私の1stアルバム(It’s all right with me)ではドラムのデュエインブロードナックスさんとデュエットしちゃっています。キャっ!あった。これだ!
lyrics music:Bart Howard (1954)
歌う方、この曲はレパートリーから外せませんね!リクエストもめちゃ多いです。私のキーはGですが、7つのKeyのカラオケアルバムより、自分のキーを探してください。デモヴォーカルと「Fly me to the moon」の7つのキーのカラオケの全8トラック収録したアルバムです。Itunes/Apple musicで試聴・購入できます。ストリーミングもはじまりました。(7つのKeyのCD版はありません)
Demo Vocal 鈴木輪 演奏 Rin’s Band 録音 亀吉音楽堂
耳で覚えるジャズヴォーカル中級 CDにも入ってます!
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