時々思うことがあります。
私の譜面がぜーんぶ火事で燃えたら、、、、。
仕事できるでしょうか?
また、一からコツコツと譜面を作成する作業をしなければいけない。
歌手にとって譜面は命なのです。
どんだけ、ファイルがあるの?
っていうぐらいいっぱいあります。
ホテルの仕事をしていた時はデュオ用(2枚入り)のファイル。
バンドのライブの演奏用譜面は5,6枚入り。
ピアノ弾き語り用の譜面は1枚入りだが3冊持ち歩き用と、スタジオ用。
あとは、レッスン用の譜面ファイル。
レコーディング用譜面ファイル。
資料用の譜面ファイル。
ダンスホールのバンド譜面ファイル。
大きいバンド編成の仕事の時に作成してもらったパート譜のファイル。
と、本当にたくさんの譜面があります。
この譜面がなかったら、、、、、。
火事になったら、、、。紛失したら、、、、。
きょわい、、、。(こわい)
全部、思い入れもあり。
ミュージシャンに、コード直してもらったり、エンディングつけてもらったり。
そんなこんなで出来あがっていった譜面なのだなぁ。
お金を払って書いてもらった譜面もいっぱいあります。
最近は、自分でコードがとれるようになってきたので、自分で書きますが、
昔はほんとにほんとに大変苦労して、譜面を作成したものなのです。(だから捨てられない!)
以前、レッスンに通っていた生徒さんが、レッスンでやっていない曲も、
ライブでやりたいからと、あれも、これもと、譜面を欲しがるので、私もついに、堪忍袋の緒が切れまして、
「あのね、レッスンの曲はあげるけど、他のはダメ!譜面をつくるのって大変なんだよ。ただじゃないの!」
って、ちょっときつめに言ったことがあるんです。
すると、その方は
「お金払いますよ。いくらですか?200円ですか?」
と。言いました。(唖然、、、)
私、、、「なぜ200円?」
その後、譜面の大切さを語りましたが、
分かっていただけたかは疑問です。