1931年ミュージカル”Everybody’s Welcome”のために作られた。1942年ハンフリーボガード、イングリッドバーグマン主演の1946年の映画”カサブランカ”でピアニスト役のDooley Wilsonが歌いました。映画の中で何度もこの曲がリクエストされ、ピアノ弾き語りでこの曲を歌います。言ってみれば、この映画の鍵のような曲。昔、映画館で見たことがありますが、昔、昔すぎて内容を良く覚えてないけど、ハッピーエンドではなかったような気が、、、、。最後は飛行機でどこかに飛んでいったけど。誰が?どこに?全然覚えてない。(笑)10代だからこの映画の内容も全く理解出来てなかった。ドイツとフランスにアメリカが出てきて、モロッコ?ん?なんだ?わからん。モヤモヤしてるので、じっくり映画鑑賞しました。(DVDでね)舞台は1940年のモロッコのカサブランカ。バーを経営するリック(ハンフリーボガード)は元恋人イルザ(イングリッドバーグマン)と偶然再会する。彼女とその夫ビクターラズロ(ポールヘンリード)はナチに追われて、、、。という内容。「昨日何してたの?」「そんな昔のことはわすれた」「今日会える?」「そんな先のことはわからない」っていう有名なキザなセリフが出ました。そして、「君の瞳に乾杯」も。乾杯?そんなふうに言ってるの?って思い、何って言ってるのかと思うと、Here’s looking at you,kid.でした。意訳すぎ!!やっぱり良い映画でぐいぐい引き込まれました。映画の中で、スタンダードになった”It had to be you”や”The very thought of you”も歌われていた。やっぱり良い音楽と映画はセットですね。関係ないけど、シャーデーが売れてるころ、ビクターラズロって歌手も出てきたけど、この映画の登場人物から名前を頂いのかしらね?As time goes byの邦題は「時の過ぎゆくままに」、、、。こっちはジュリーだ。影響力のある映画です。
「サウダージ」と「ブルース」がなんとなく似てる部分もあり、ジョンヘンドリックスの英詞「No more blues」もそこをヒントに作りあげたのかなぁー。って想像しました。歌詞を読み解くと想像力がたくましくなり、ボケ防止に一石二鳥だわね。頑張ろうっと。和訳は「はてなBlog」に掲載。鈴木輪のアルバム「Desafinadoディサフィナ―ド」にもこの曲を収録しています
No more Blues ノーモアブルース
lyrics Jon Hendricks, Jessie Cavanaugh music : Antonio Carlos Jobin (1958)
実は、私、Dream a Little Dream of Meが、そんなに古い曲だと知らなかった。 ママス&ザ・パパスがオリジナルだとばかり思っていました。それでも1968年というから決して新しい曲ではないですが、、、。エラフィッツジェラルドのヴァージョンを聴いて、これは、スタンダードだったのね。と、気がつきました。 フランキー レインとジャック オーエンス、エラやルイ、ナットキングコール、ダイナショアなど、ポップス歌手、ジャズ歌手に、幅広くカヴァーされています。どんなジャンルのアルバムに入れてもさりげなく存在感を発揮する曲。
さて、この曲についてです。アメリカでは、1962年にジョン・ヘンドリックス(Jon Hendricks)とジェシー・キャバノー(Jessie Cavanaugh)が、Desafinadoに「Slightly Out of Tune」という英題と英語詞をつけました。(私はそちらのヴァージョンで歌っています)演奏ではスタン・ゲッツとギタリストのチャーリー・バードの録音が1962年にヒット。 その後も「ゲッツ/ジルベルト」をはじめ、たくさんの演奏者や歌の録音でスタンダード化されました。 1962年に作られた良い英語詞があるのに、なぜか1967年にジーンリーズによって別ヴァージョンの英語詞が作られ、フランクシナトラが歌ってます。権利の関係でしょうか?シナトラでお金儲けしようとした人達がいるんでしょうね。 私が持っていた資料の歌詞付き譜面は、シナトラヴァージョンでした。その歌詞で、私もこの曲の練習をしていましたが歌いにくかったんです。そんなわけで、レパートリーにするのはどんどん後回しに。好きな曲なのに、ずっと放置。ある時、2パターンの歌詞があることに気がついて、ジョンヘンドリックスの歌詞で歌ってみると、バッチリはまり、練習開始。シナトラ、すまぬ。こちらの方が音と言葉がピッタリだよ。歌詞の意味もうまくまとめられていて、ジョンヘンドリックスは良い仕事していたのだ!
先生がどんな曲を選曲するのかなぁ。というのも興味深々でした。(Buena Vista Social ClubからSilencio、Chan chanや、Lagrimas Negras、Historia de un amor、Besame Muchoをやりました)ブエナビスタは私も大好きだったので、最初のレッスンがChan chanで、嬉しかった。 パソコンの共有画面で歌詞を見ながら、先生がItunesで音源を鳴らして、オンラインでみんなで(10人位)歌う。おぉー!バラバラだよー。結構すごいことになってまーす。キーが合わないからすごい裏声のたかーい声で歌ったり、おっさん声で低ーく歌ったり。リズムに合わずごにょごにょ歌ったり、それでも楽しいんだよねー。会話でダンマリだったから歌で発散。
アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)の1962年の曲。ボサノバナンバーとしてはもっとも著名な曲。ポルトガル語の原曲名は『Garota de Ipanema』(ガロータ・ヂ・イパネマ)1964年のグラミー賞で、最優秀アルバム賞、最優秀エンジニア賞の2部門を受賞。シングルカットされた『イパネマの娘』は最優秀レコード賞を受賞
この曲がシェルブールの雨傘(Les Parapluies de Cherbourg)の挿入歌だということは意外と知られていないかもしれません。★シェルブールの雨傘は、ジャックドゥミが脚本・監督を務めた1964年のミュージカル映画。「I’ll wait for you」と並んでヒット。メインテーマの「I’ll wait for you」は最優秀歌曲賞にノミネート。音楽はミシェルルグラン。主演はカトリーヌ・ドヌーヴとニーノ・カステルヌオーヴォ。1964年のカンヌ映画祭でパルムドールを受賞。米国では、最優秀外国語映画、最優秀オリジナル脚本、最優秀オリジナルスコアを含む5つのアカデミー賞にノミネートされた。
Day by day,この曲はその日の気分でBossaで歌ったりSwingで歌ったりしてます。私の録音(耳で覚えるジャズヴォーカル)ではBossa Novaで歌っていますが、カーメンマクレエみたいに、ちょい早く歌うのもすごく好き。でも、歌詞をしっかりかみしめて、切なさを歌いあげるのなら、ジミースコットみたいに、スローがいいのかなー?本当はそういう曲なのかなー。と気がつきました。(気がつくのに何十年かかってんだ!)
昔の話です。この曲を私がお店で歌ってた時にバンドの人から、こう言われました。「鈴木さんの(歌詞の)♪I want you to know-♪って歌いあげるところ、すごくいいよ。なんか、こう胸がキュンってするんだよね。」と、言われました。
そんな昔話はさておき、この曲は歌詞をじっくり味わうとほんとに、胸がキュンキュンする曲ですね。Teach me tonight(今夜教えて)という曲も手掛けたサミーカーン(作詞)の代表曲。作曲はトロンボーン奏者でアレンジャーのアクセルストーダルとピアニストのポールウェストン、3人の共作です。良い曲を歌うと幸せな気分になります♪良い歌、良い曲の輪を広げたいな。