実は、私、Dream a Little Dream of Meが、そんなに古い曲だと知らなかった。 ママス&ザ・パパスがオリジナルだとばかり思っていました。それでも1968年というから決して新しい曲ではないですが、、、。エラフィッツジェラルドのヴァージョンを聴いて、これは、スタンダードだったのね。と、気がつきました。 フランキー レインとジャック オーエンス、エラやルイ、ナットキングコール、ダイナショアなど、ポップス歌手、ジャズ歌手に、幅広くカヴァーされています。どんなジャンルのアルバムに入れてもさりげなく存在感を発揮する曲。
さて、この曲についてです。アメリカでは、1962年にジョン・ヘンドリックス(Jon Hendricks)とジェシー・キャバノー(Jessie Cavanaugh)が、Desafinadoに「Slightly Out of Tune」という英題と英語詞をつけました。(私はそちらのヴァージョンで歌っています)演奏ではスタン・ゲッツとギタリストのチャーリー・バードの録音が1962年にヒット。 その後も「ゲッツ/ジルベルト」をはじめ、たくさんの演奏者や歌の録音でスタンダード化されました。 1962年に作られた良い英語詞があるのに、なぜか1967年にジーンリーズによって別ヴァージョンの英語詞が作られ、フランクシナトラが歌ってます。権利の関係でしょうか?シナトラでお金儲けしようとした人達がいるんでしょうね。 私が持っていた資料の歌詞付き譜面は、シナトラヴァージョンでした。その歌詞で、私もこの曲の練習をしていましたが歌いにくかったんです。そんなわけで、レパートリーにするのはどんどん後回しに。好きな曲なのに、ずっと放置。ある時、2パターンの歌詞があることに気がついて、ジョンヘンドリックスの歌詞で歌ってみると、バッチリはまり、練習開始。シナトラ、すまぬ。こちらの方が音と言葉がピッタリだよ。歌詞の意味もうまくまとめられていて、ジョンヘンドリックスは良い仕事していたのだ!
先生がどんな曲を選曲するのかなぁ。というのも興味深々でした。(Buena Vista Social ClubからSilencio、Chan chanや、Lagrimas Negras、Historia de un amor、Besame Muchoをやりました)ブエナビスタは私も大好きだったので、最初のレッスンがChan chanで、嬉しかった。 パソコンの共有画面で歌詞を見ながら、先生がItunesで音源を鳴らして、オンラインでみんなで(10人位)歌う。おぉー!バラバラだよー。結構すごいことになってまーす。キーが合わないからすごい裏声のたかーい声で歌ったり、おっさん声で低ーく歌ったり。リズムに合わずごにょごにょ歌ったり、それでも楽しいんだよねー。会話でダンマリだったから歌で発散。