Love Love Love RE-MIX

Love Love Love RE-MIX版

loveloveloveRE-MIX
08/31/2016
鈴木輪 Rin Suzuki
kamekihci Record
Producer: Takashi Ueda& Rin Suzuki
Number of discs: 1
鈴木輪の「Love Love Love RE-MIX版」高音質CD、ハイレゾで復活!ロングヴァージョン入りで再リリース!ダニーハサウェイ、ビルウィザース、スティービーワンダーetcの70年代ソウルの名曲やスタンダードジャズをオシャレにカヴァー
エレガントなヴェルベットヴォイスとソウルフルなスタイリッシュバンドサウンドが見事に融合。選曲、アレンジの良さにも鈴木輪とこのバンドのセンスが感じられるアルバム。

The Walker’s (2016Vol.46)レビュー掲載

12 年の時を超えて~鈴木輪 meets 鈴木リエ
亀吉レコードの原点となったアルバム『ラブラブラブ』は、ジャズ・シンガー鈴木輪が鈴木リエとして活動していた2004年に発表。2010年鈴木輪に改名以降、3枚のアルバムを発表しているが、今回は隠れ名盤『ラブラブラブ』をリミックスし、素敵に復活させている。タイトル曲のダニー・ハサウェイの名曲やマイルスもカヴァーしたシンディー・ローパーの「Time After Time」、スティーヴィー・ワンダーの「I wish」「Creepin’」等、選曲も魅力。実力派ミュージシャンによるバンド”スピリチュアルライフ”の好演も素晴らしい。「12年前の自分の歌声にちょっと照れる」と語る鈴木輪のエレガントなヴェルベットヴォイスの原点に触れることが出来るオシャレな癒しのアルバム。(The Walker’s 加瀬正之)
↓ライナーノーツ byたかはしあきお↓(2004年当時のものなので、表記が鈴木リエになっています。)↓
浅草ジャズ・コンテストのグランプリ受賞。あるいはNHK”BSジャズ喫茶”への出演など。様々なキャリアを積み上げてきた鈴木リエはそのきらびやかな道程とは裏腹に、ジャズ界にあって特異なポジシ ョンを占めるヴォーカリストです。
  • 例えばブロッサム・ディアリーのように声質そのものが耳目を引くタイプのアーティスト、例えばエラ・フィッジェラルドのように情念で歌い切ってしまうタイプのア ーティスト。
    鈴木リエはそんなカテゴライズのどちらにもあてはまりません。
    彼女は鼻声でもないし、どんな癖もない透けて見えるように涼やかな声の持ち主なんです。うっすらとかけるビブラートや、何の力みも感じさせる事のないフレージングは確かな歌唱力の証明に違いありません。
    「癒しのヴォーカリスト」という世間の評判はまさに正鵠を射たものと言えるでしょう。
    気負いのないそのスタンスや通りの良い素直な歌唱には、若さに似合わぬ足元をしっかりと踏みしめた大人の余裕さえ感じさせます。
    そしてジャズ~フュージョンのシーンで活躍するバンド「スピリチュアルライフ」。
    このバンドはグッと叙情的でお洒落なサウンドが他のバンドと大きく違うところ。
    一つ一つの音をしっかり耳元に届けてくれるシンプルでフックのきいたプレイが印象的のベースの上田隆志。
    ブルースフィーリングに溢れたギターの片桐幸男。
    湿度100%のサックス・ブロウでバンド全体のサウンドをまろやかにしてくれるサックスの後藤輝夫。
    そして急遽ゲスト参加してくれる事になった元チキンシャックのキーボーディストで売れっ子ジャズピアニストの続木 徹。
    「癒しのヴォーカリスト・鈴木リエ」の個性を余すことなく引き出した充実の仕上がりになっています。
  • I want to spend the night
    1980年に「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス」でグラミー賞を獲得したビル・ウィザースの曲。オリジナルはしわ枯れ声のいなたい曲だったのに、鈴木リエは持ち前のニュー トラルな感性で意外なほどお 洒落な作品に仕上げています。
  • Love, Love, Love
    夭折したダニー・ハザウェイ最後のアルバムEXTENSION OF A MAN”収録の隠れた名曲。思い入れも特別なものがあるようで鈴木リエには珍しく、シャウトを聞かせるエモーショナルな ヴォーカルを披露しています。
  • The look of love
    ブロードウェイのミュージカルにもなったバート・バカラックのヒット曲。スカパラのユニークな演奏も記憶に新しい。鈴木リエはこれぞフュージョン・ヴォーカルという、王道を行 くアプローチを見せました。
  • makin’ whoopee
    ナット・キング・コール、チェット・ベイカーなど様々なアーティストが取り上げているスタンダード・ナンバー。ゲストのサックス後藤輝夫のブルージーなソロが出色です。
  • Time after time
    帝王マイルスがカバーしたことも話題になった、シンディー・ローパー1983年のヒット曲。ゲスト・ギタリスト片桐幸男の音数の少ないプレイが渋い。
  • Come rain or come shine
    ハロルド・アーレンの同名ミュージカルの挿入曲。ビル・エバンスやケニー・ドリューなどのアーティストにより、好んで演奏される事が多い。優しく自然なヴォーカルに終始 からんでくるファンキーなエレピ。二つの対比が面白い作品です。
  • I wish
    スティービー・ワンダー不朽の名作「The Key Of Life」の収録曲。ワイルドでアバンギャルドなサックスのブロウ。そして不動のベース・リフを上田隆志がどう崩していくのかも聞き所。
  • Creepin’
    スティービー・ワンダーのアルバム”ファースト・フィナーレ”の収録曲。キーボード長池秀明のシンセが霧に煙っているようで、いい味を出しています。
  • La la means I love you
    フィリーソウルのグループ”デルフォニックス”最大のヒット曲。きらびやかにリフを奏でるシンセ・ストリングス。サビのコーラスでサックスがユニゾンするあたりにはアレ ンジの新境地が。
  • Don’t it make my brown eyes blue
    1978年のグラミー賞の受賞曲。オリジナルのクリスタル・ゲイルにも負けない、鈴木リエの透明な歌声が気持ち良い。ここで彼女はピアニカ、オルガンも披露してい ます。

(アルバム収録曲 全10曲)

  1. I want to spend the night (long ver)
  2. Love Love Love
  3. The look of love
  4. Makin’ whoopee
  5. Time after time
  6. Come rain or come shine
  7. I wish (long ver)
  8. Creepin’ (long ver)
  9. Lala means I love you
  10. Don’t it make my brown eyes blue
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