コールポータによる1943年ミュージカル映画”Something to shout about”のために書かれた曲。日本ではヘレンメリルとクリフォードブラウンの盤がヒット。「帰ってくれたらうれしいわ」の邦題。でも意味は逆で「あなたの住む家に帰るのは素敵」。ジャズを歌いはじめた19才の頃、この邦題のおかげで、歌詞の意味がピンと来なかったのです。この邦題から分かるように、昭和の日本男子の願望。「女は家で待っているもの、俺を待っていて欲しい。」と。薄暗いジャズバーで曲を聴きながらグラスを片手に煙草を吸う。的な?(笑)「もうそろそろ帰ってくれ!そしたらうれしいわ」なら、分かる。私、ひどい女ですね。 鈴木の和訳こちら